高島平スポーツスクール
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着衣水泳講習会
先日、天声人語に

ビーチボールには空気が入っていますが、浮き輪の中には何が入っているでしょう?
「それも空気なんじゃないの」と答えた人は、ブーです。
正解は、「浮けない人」。

と載っていました。面白いですね。



すっかり夏らしい暑さになり、水遊びが気持ちいい季節ですね。

ですが、残念なことに毎年悲しい水難事故のニュースを耳にします。

高島平は、荒川が近くを流れていますが、昨年の川での水難事故をいくつか挙げます。

3月 荒川 ボート練習中の大学生が強風で流され、救助要請出すも、自力で上陸し、15人全員無事。
4月 石神井川 男の子がボールを捜して川岸のフェンスに足をかけ、転落。
8月 秋川 バーベキューのあと、泳いで対岸に渡ろうとした男性がおぼれた。
〃  荒川 友人と岩場から飛び込み遊びをしていた男性がおぼれた。

強風などの天候には十分気を付けましょう。また、水遊びをしていなくても事故が起こっており
水難事故の身近な怖さがわかります。



ところで、もしもあなたが服を着たままでおぼれてしまったらどうしますか?
①大きな声で助けを呼ぶ
②手を振って見つけてもらう
③がんばって泳ぐ
④助けを待つ

正解は、④助けを待つです。

①は、声を出すことで肺から空気が抜けて沈みやすくなります。
②は、水から出ている部分には浮力がかからないので、これも沈みやすくなります。
③ 服を着たまま泳ぐことは、トレーニングを積んだ大人でも大変で、これも危険です。

水に溺れたら、『浮いて待て』。東日本大震災の時に、宮城県の小学生が実践し津波から助かったそうです。水面に大の字になって仰向けで浮いて呼吸を確保し、救助を待つこの方法は、タイやスリランカでは講習会も行われ、『UITEMATE』の日本語とともに世界に広がりつつあります。

posted by (C)白くま

7月20日(日)の着衣水泳講習会では、この『浮いて待て』を中心に行いました。

まずは、着衣で泳ぐことがどれくらい大変なのかを実感してもらいました。
「重い」「疲れる」という感想がたくさん聞かれました。まして、川の流れや海の波の中で泳げるかという質問に「無理~」「泳ぎたくない」と返ってきました。

それでは、『浮いて待て』の練習です。手足を広げ、手は水面より下に。あごも少し出して頭を水につけると浮きやすいです。手は肩よりも上に上げたほうがいいようです。

次は、ペットボトルを使います。中身が入っている時は、軽く回して渦を作ると、空気の通り道が出来てスムーズに出ます。少しだけ中身を残しておいたほうが、投げ入れる時に狙いが付けやすいかもしれません。ぶつけないように注意して投げ入れます。

さらに、エレメンタリー・バックストロークの練習です。基本は『浮いて待て』ですが、陸がすぐ近くにあるようなときに使います。肘とひざを曲げて小さく動かしたほうが、顔からもぐったりすることが少ないようです。


もしも、自分が事故に遭遇したら…
準備なく飛び込むようなことはしないで下さい。ライフセーバーのような水難救助の専門家でさえ、「道具を持たずに救助に向かうことはない」そうです。溺れた人を助けようと飛び込んだ人までも遭難してしまう二重遭難は、遭難者数を増やすだけでなく、救助作業を複雑にします。そして、結果的には最初の遭難者の救命にかかるリスクも高めてしまいます。

まずは、溺れている人を落ち着かせる為に声をかけます。

周りの人に知らせて協力を求めましょう。

119番通報しましょう。(海では118番)

ペットボトルやクーラーボックスなどの浮き具を水難者に投げ入れてあげましょう。ロープやひもがあったら浮き具につけます。

シャツやベルトなども有効です。陸上から救助する時は、ひきこまれないように身体が陸から離れるのを防ぐことが重要です。

救助者が複数いる時は、「ヒューマンチェーン」という方法もあります。「ヒューマンチェーン」は、前後交互になり手首を握り合うことで、手が抜けにくく、どちらかが離してしまっても繋がっていられます。


1時間ほどの講習会。最後は、ちょっと疲れてしまったようでしたが、海や川などに限らず、事故や怪我なく夏をエンジョイしてくださいね!

posted by (C)白くま


 木村
[2014/07/23 19:35] | 未分類 |
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